つくりました・星の王子さま

ブログ、つくりました。
かきます。
タイトルは変えるかもしれない。

すでにひとつあるのですが、そちらは闘病日記鬱々となっているので。
こちらは軽いバージョンとして。


星の王子さま』は定期的に読む本にしている。
世界中で人気があるものはそれなりに理由があるよね。(タイトル表記は便宜的に岩波版です。)
時間をおいて読むごとに、自分がいま何に重点を置いているのかよく分かる。気がする。
日本国内での著作権が切れて翻訳ブームにもなり、今ではたくさんの解釈に触れることができる。
わたしは日本語しか扱うことが出来ないから、色々なルート越しに原書を認識することができるのは本当に有り難いこと。そして同時に色々なことを考えることができる。勿論物語についてだけではなく。簡単なことも難しいことも。


ひとつとして。
わたしは言葉というものに希望を持っていたい。
内藤濯訳の星の王子さま(岩波)は内藤さんの哲学が詰まっていて、声に出す言葉、リズムがなめらかに慎重に大切にされていることがわかる。
翻訳はいかに正確になされるかではなく、言葉を活かせるかどうか。だから翻訳者さんたちは元の言葉を味わって飲み込んで私たちに作ってくれる、素晴らしい料理人のような存在。なれるものならなってみたい。遠いところにあるほっぺたが落ちるくらいに美味しい料理を、大切なだれかに食べてもらうことができるかもしれない。

文章を書き出すと長い人間です。
ここら辺で切ろうと思います。
「軽いバージョン」なわけだからね。