そうだ京都行こう・その2

京都の紅葉はまだらしい。
まだなのかよくわからないけど、紅葉~という紅葉はありません。今年は暖かいのですね。
駒場キャンパスの銀杏並木も青々としたままに学祭が始まってしまったらしいし、京都だけじゃない。

できれば寺社仏閣と赤黄色のコラボレーションを拝みたかったけれど、今から来年の紅葉はどこに見にこうと考える始末でした。悪くなかったしよかったよ。
京都です、という場所を通らなかったので実家から電車ですぐの観光地に来た気分だったけれど、エスカレーターの右左で少し関西だと実感しました。

三連休だからあっちもこっちも混んでいて、どこもひとがいっぱいで、ご飯食べるところなんかもぎゅーぎゅーだなぁと路地を練り歩いてみる。
楽しいね、奥まったところにもお店があって。
あちこちで「おでんはじめました」って書いてあるからおでん食べたくなって食べちゃったり。
あとは茄子。茄子が美味しい。
ごはんはただ食べるだけだと“生”って感じがしてあんまり好きじゃないけど、彩りとか調理とかに気を配っているものはよいなぁと思うのです。

ほどよく都会から離れると住宅街の中にまとまってスーパーとか洋服やさんとかレストランとかのお店がまとまって一空間にあるの、わかるでしょうか。
わたし、あれがちょっと苦手です。
以前友人に聞いたらあれは事足りて幸せと言っていたけれど、逆に事足りてちょっとだめ。
そこにすっぽり全てがおさまるのが嫌だと思ってしまう。
本当は一人の人間の生活圏なんてすごくすごく狭い。どこに居たって変わりない。それなのに改めて目に見えるとそこに入りたくないなぁって思うのです。

とりあえずいったんおわり。